手づかみ食べがやめられない2歳の次女
我が家の2歳になった次女は毎食スプーンとフォークを用意しても、気づけば手づかみで食べる始末。
手づかみで食べるから手も荒れるし、テーブルも顔の周りもぐちゃぐちゃ。
ティッシュは大量に消費するし、上の子は上手に食べていたのに…と悩む日々でした。
他の子どもはどうなのか気になって調べた結果、2歳の手づかみ食べは悪くない!という結論にいたりました!
調べてみて効果的な改善方法や納得させられる問題点も見つけたので、同じ悩みを持つママやパパにご紹介します!
手づかみ食べの効果・メリット
・自分の意志で手を動かし欲しいものをつかむ
・食材の感触・形・温度を手で触り記憶する
・手や指の力加減をコントロールできるようになる
・子どもの脳や成長によい効果がある
手づかみ食べを通して子どもは多くの情報を得て記憶しています。
つまり手づかみ食べは人間が成長する過程で必要な行動であり、こどもの興味や関心が高まる動作でもあるんですね。
お子さんは粘土や泥遊び、水遊びが好きではありませんか?
触ることが好きな子どもはいろんなものを触ってみて、味や色だけでなく感触や温度も楽しんでいるのではないでしょうか。
私は脳や成長への効果を知り、手づかみ食べは知育だと思うのもアリかなと思いました。
手づかみ食べはいつまで?
手づかみ食べは離乳食後期頃から始まり、3歳頃までに自然と無くなる子どもが多いようです。
2歳ではまだスプーンやフォークの力加減が難しく、上手く使いこなせないのでどうしても手を使いがちなんですって!
確かに大人でも聞き手ではないほうでお箸を使うのは大変ですよね。
特に小さい豆なんて掴めなくてイライラしちゃう方も少なくはないでしょう。
手づかみ食べする子どもも、気がつけばいつの間にか上手にフォークやスプーンを使えるようになっていきます。
2歳では発達が遅いのでは?と心配しなくてもまだまだ大丈夫ですね。
どうして手づかみ食べをするのか
・まだ上手に手先が使えない
・早く食べたい
・感触が好きで触りたい
・スプーンやフォークを使う理由がわからない
お子さんは上手にグー、チョキ、パーがリズム良く出来ますか?
我が家の次女はチョキが上手に出来ませんでした。
大人なら簡単に出来ることもまだ2年しか生きていない子供には難しいことなんです。
まだ上手に使えない指先でスプーンやフォークを使いご飯を食べろと言われるのは無理な話なんですよね。
なのでまずは少しずつ指の感覚を鍛えることが、上手に食器を使うことの近道だと気づきました。
手づかみ食べを改善するために試した方法
指の感覚を鍛える為に日々の遊びの中に今まで行っていなかったものを取り入れるようにしました。
(1)折り紙をちぎって工作
長女の時は良くしていたのですが、次女の時には忙しさを言い訳に全くやっていませんでした。
折り紙を好きにちぎって、画用紙などにのりで貼っていきます。
そして何に見えるかな?と一緒に考えて見えてきたものに近づくように、線を足してみたり顔を書いてみたりします。
図鑑(特に昆虫)が好きな次女は、蝶々!てんとう虫!ぴかる(蛍)!うも(クモ)!んった(バッタ)!
などとルンルンで楽しんでくれました。
発想力も鍛えられますし、紙を少しずつ小さく破いてみたり大きく破いてみたり、丸くしたり、四角にしたり、とたくさん指先も使います。
(2)ストロー通し
紐とストローを用意します。
ストローを1センチ~3センチくらいの長さに切ります。
これで準備は完了。
紐に切ったストローを通していくだけ!
これが思ったより指先を上手に使わないと通らない!
最初は紐の先にテープを巻いてあげると、ストローが通しやすくなって、子どももストレスになる事なく楽しんでくれます!
最初の1個は大人が通してテープで貼って固定するか、紐で結ぶと落ちてこないのでOK。
私も一緒に遊んでますが、色んな色のストローを使うことで意外と楽しくなってきて素敵なネックレスやブレスレットが日に日に増えています。
5歳の年中(今年年長になる)長女も一緒に楽しんで遊んでくれてるので、本当に取り入れて良かった遊びです!
(3)シール貼り
100均などでシールを購入して、画用紙などにペタペタはります。
はじめは大きいシールを、好きな場所に貼る練習!
問題なく出来るようならシールを貼る場所に大人が四角や丸を書いてそこに上手に貼ってもらいます。
大きめの枠からはじめて、少しずつ小さくしていくと徐々にレベルアップしていって楽しいようです!
シールはこのような丸いシールがたっぷり使えてコスパもいいし、用途も自由なのでオススメです!100均にもいろんなサイズやカラーがあります。
またまたこちらも、長女が張り切って参戦!
長女は小さいシールを使って絵を完成させました!
さすが子供の発想力!素敵!
2歳の手づかみ食べは問題ない!
私自身、長男と長女が上手にご飯を食べる子だったので手づかみ食べを辞められない次女が心配でご飯の時間がストレスにもなっていましたが、問題点が分かってスッキリしました。
気がつけば手づかみしなくなった…と感じるママが多いように、今親を悩ませている子ども達も気づけばフォークやスプーンを使うようになるでしょう。
2歳というまだまだ赤ちゃんで居てくれる時期に、無理に子供に成長させる必要はないんじゃないかなと思います。
ただ、毎回テーブルや椅子の下が散らかるのはストレスになりますが、そうやって悩む日々もきっとあと少し。
部屋が綺麗になると思ってズボラな私も毎回ティッシュでかき集めたあと、除菌シートでササッと拭いています。
どうせなら今しかない手づかみ食べの成長過程も見逃さないように、親も楽しんじゃいましょう!
いつも子育てお疲れ様です!周りは気にせず親子が笑顔で楽しむことがきっと1番大切なことだと私は思います。