妊娠後期の性欲事情
妊娠中の悩みとして実は多いのが「性行為」や「オナニー」について。
女性の性の悩みはなぜか後ろめたさを感じる人が多く、人に相談しにくいという方も多いですよね。
妊娠中は性欲が無くなるなんて情報もありますが、実は性欲が増した!という方も多くいるので安心してください。
- 妊娠後期の性欲事情
- 妊娠後期に性欲が増す!?
- みんなは妊娠中の性行為どうしてる?
- 妊娠後期にオーガニズムを感じてもいいの?
- 妊娠後期に性行為をする際のポイント!
- 妊娠後期にオナニーする際のポイント!
- 性行為やオナニーを避けるべきポイント!
- 妊娠後期の性事情まとめ
妊娠後期に性欲が増す!?
妊娠初期はつわりなどで体調がすぐれない方も多いですし、体が急激に変化するので性欲がわかないという方も多くいます。
しかし妊娠中期ごろになり安定期に入ると体調も落ち着いてくるので、性欲がわいてくるという方が増えてくるのです。
妊娠中の性欲にはホルモンの影響も関係しており、妊娠中に増える「エストロゲン」というホルモンが性欲を高めるともいわれています。
また性欲はストレスを感じた時、不安を感じた時にも増加することがあるようで、オナニーや性行為によってそのストレスや不安を無意識に取り除こうとしているとも考えられます。
特に妊娠後期になり性欲が増したという方は、不安やストレスを多く感じているのかもしれません。
みんなは妊娠中の性行為どうしてる?
気になるのがほかのママたちの性事情ですよね。性欲が高まるのはわかったけど、その性欲をどのようにしているのでしょうか。
また、妊娠中でも性行為をしていた夫婦の割合も見ていきましょう。
妊娠中に性行為する夫婦の割合※参考サイトhttps://belcy.jp/31444
- 妊娠中に性行為をしていた:68.8%
- 妊娠中は性行為しなかった:31.2%
こちらのサイトの統計によると、7割近くの夫婦が妊娠中でも性行為をしていたという結果があります。
ただ、性行為はあっても以前より回数は減ったという回答が1番多かったようで、妊娠中も減ることなく性行為をしていたのは約1割程度という結果でした。
また3割の性行為をしなかった夫婦の理由として多かったのは、女性側の体調の変化でしたが、中には夫側の理由で「赤ちゃんが心配でできない」ということもあるようです。
女性に性欲があっても、夫がそんな気分になれなければ性行為がしたくてもできませんよね。
妊娠後期にオーガニズムを感じてもいいの?
妊娠中に性行為やオナニーをする際に気になるのが、オーガニズムを感じてもいいのかということでしょう。オーガニズムを感じることでお腹が張りやすくなることは実際多くあります。
そういった理由もあり、妊娠中は避けるべきだといった認識が強いですが化学的な根拠で言えば、妊娠中のオーガニズムが早産などにつながるといった研究結果は今のところありません。
逆にオーガニズムを感じることですっきりできるという方も多いので、妊娠経過が順調であれば我慢をしすぎる必要はないでしょう。
妊娠後期に性行為をする際のポイント!
妊娠後期に性行為をする際には大きくなったお腹を圧迫しないことが大事です。また、子宮口を刺激しすぎると張りやすくなることもあるので、なるべく浅く優しく楽しむといいでしょう。
おすすめは男性が後ろから優しく挿入する体位か、女性上位で誘導するものがいいでしょう。男性に上に乗られると苦しく感じることもあるので、きついと感じる体制は避けてもらうようにパートナーにもきちんと伝えましょう。
また、妊娠中は抵抗力が落ちるので性行為は入浴後などの清潔なタイミングで行うことをおすすめします。パートナーにも手はきちんと洗ってもらう、爪は切るなど衛生面に気を付けてもらえるとより安心です。
妊娠後期にオナニーする際のポイント!
妊娠中に性行為はできないけどオナニーはしたい!という方も多くいます。
オナニーには、手だけでおこなう方法や道具を使う方法など様々ですが、どちらも衛生面には特に気をつけましょう。
道具を使う場合には毎回使用後、使用前には洗浄したほうが安心でしょう。また、挿入するタイプのものはコンドームをつけるとより安心です。
手で行う場合も必ず手は洗い、爪は短く切るようにしておきましょう。
バイブレーションなども妊娠経過が順調であれば問題ありませんが、長時間行うのは避けオーガニズムに達したら5分~10分は休むようにするといいでしょう。
性行為やオナニーを避けるべきポイント!
妊娠経過が順調であれば、性行為もオナニーも気にしすぎる必要はありません。しかし、次のような症状がある場合には控えてできるだけ避けるようにしましょう。
- 少量の出血がある
- お腹がいつもより張る
- 腹痛がする
- 子宮口が開いている・軟らかくなっている
- 子宮頚管が短くなっている
- 張り止めを処方されている
- 安静を指示されている
担当医に聞くのはさすがに恥ずかしいという方も多いでしょうから、きちんと自分でルールを決めて体調と相談しながら無理なく行いましょう。
妊娠後期の性事情まとめ
妊娠後期に限らず、妊娠中に性行為やオナニーをしている女性は意外とい多いので、自分だけが変だと罪悪感を感じる必要は全くありません。
また赤ちゃんが心配で性行為やオナニーができないという方は、無理に性行為やオナニーをしなくても、パートナーとスキンシップをとることでストレスや不安が解消されて性欲が落ち着くこともあります。
妊娠中もパートナーと一緒にお風呂に入ってみたり、キスをしてみたりしてみてはどうでしょうか。お布団の中で抱きしめてもらいながら、日ごろの話をするだけでもストレス解消になりますよ。