妊娠超初期とは受精卵がまだ着床していない0週~3週のことを指します。
生理が遅れている…いつもと体調が違うといったことから、敏感な女性は気づくこともありますが、ほとんどの方が気付かないような時期になります。
今回は妊娠超初期の過ごし方や気を付けるべきこと、特徴などをご説明します。
妊娠超初期とは?
妊娠初期とは妊娠4週~15週のことを指し、この時期になると尿検査や産婦人科のエコーなどで妊娠を確認できるようになります。
その前の時期である0週~3週の妊娠超初期は月経初日~着床の前後の時期となります。この時期は検査薬やエコーでの判断が難しい時期となり、物理的な判定が難しくなります。
詳しい症状や妊娠期間はこちらにまとめていますのでご覧ください。
妊娠超初期の過ごし方
妊娠が確定しないこの時期は女性も1番落ち着かなくなる時期ですよね。
実際に私も2人目3人目の時には早くから検査薬を使用し、何本も無駄にしては不安になったり落ち込んだりしていました。
・妊娠超初期は検査薬に頼りすぎない
近年の検査薬は精度が上がって妊娠超初期からうっすら陽性反応があるという声もネットでは聞きますが、信ぴょう性はとても低いものだと言えます。
一刻も早く診断が欲しい気持ちはわかりますが、初期の検査薬使用は私のように無駄になることや不安をあおることが多いので多用は控えたほうがいいでしょう。
もし薄い線が出たとしても確定できない時期なのでおすすめできません。
・お酒やたばこは控えましょう
妊娠していない可能性もありますが、もしものことを考えると妊娠の可能性がある超初期の飲酒や喫煙は控えたほうがいいです。
妊娠していた場合女性の体にも負担を与えますし、良い点はないでしょう。
この機会に喫煙をやめると体にも経済的にもプラスですので、禁煙・禁酒を心掛けるとよいですね。
ちなみに私も喫煙していましたが、妊娠の可能性があると感じたら意識して少しづつ減らしました。急にやめるのは難しいこともあるので、確定する前に準備しておくとよかったですよ。
・激しい運動やストレスは極力減らす
もとから運動を日常的にしていた方は問題ない場合も多いですが、体調に変化を感じた場合は無理をせず穏やかに過ごしましょう。
不安な時期でストレスも溜めがちですが、できるだけ他のことを考えるようにしたり、お出かけや趣味のことをしてリラックスして過ごすといいですよ。
私は2人目の時はコンビニで仕事をしていたので、あまり考えずに過ごすことができました。3人目の時には上の子と出かけたり、パソコンで在宅ワークをするようにして妊娠のことを深く考えなくていいようにしました。
妊娠超初期の注意
妊娠超初期~妊娠初期の間に妊娠が継続できなくなるケースもあります。
実際に私も2人目と3人目の間で「化学流産」を経験しました。
・化学流産とは
妊娠5週目以内に何らかの要因で妊娠が継続できなくなることを言います。一般的には流産の部類に入らないようで、担当医にも昔は遅れてきた生理だと認識されていたと聞きました。
今は検査薬の精度が上がっていること、妊娠超初期での検査薬の使用が増えていることから化学流産に気づく方が増えたようです。
化学流産は受精卵が原因で起こることがほとんどで母親の責任ではないから、自分を責める必要はないと言われました。しかし、知ってしまった以上もっとこうしていたら違ったかも…とタラレバが尽きませんでした。
・子宮外妊娠
子宮外妊娠とは本来着床するはずの子宮内に受精卵が着床できず、他の場所(卵巣・腹膜卵管・頸管)に着床してしまう症状を言います。
この場合妊娠6週を過ぎると下腹部に痛みや出血が起こるので、注意が必要です。
化学流産と同じように検査薬では陽性なのにエコーで子宮内にあるはずの胎嚢を確認できません。
子宮外妊娠の場合妊娠継続が不可能となりますので、手術や薬物治療で胎嚢を取り除く必要があります。
そのため妊娠5週ごろには一度産婦人科を受診することをおすすめします!
排卵時期がずれて予想より妊娠周期が遅いだけということもありますが、エコーで子宮外妊娠の確認をしてもらえるので安心できます。
妊娠超初期はリラックスして過ごそう
妊娠超初期は不安や期待が入り混じる時期ですが、まだ成立しない期間なのでリラックスして過ごしましょう。妊娠を心待ちにされている方はより敏感になりやすいでしょうが、この時期は自分の体を整えてあげることがベストです。
考えすぎると不安が増幅されてしまいがちなので、好きなことをしながら時間の経過を待ちましょう。